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シャトレAY103号室

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野球肘は、主に野球の投球動作によって肘に負担がかかり、炎症や痛みが生じる状態を指します。正確には「内側上顆炎(ないそくじょうかえん)」と呼ばれ、投球動作をする若年層やアマチュア選手に多く見られると言われていますが、野球をしていない方でも、肘の内側に痛みが出ていて、野球肘と診断されることは多くあります。

一般的な治療法の限界

整形外科では、野球肘の診断後、シップや痛み止めの処方にて経過観察となることが多く、一般的な整骨院では電気治療、テーピングなどの対症療法が一般的です。これらの治療法は一時的な痛みの軽減には効果がありますが、根本的な原因にアプローチすることは難しく、再発のリスクが高いとされています。

さくがわ接骨院のアプローチ

さくがわ接骨院では、野球肘の治療において根本的な原因に対してアプローチを行います。まず、損傷した部分が必ず悪い位置にあると考え、それを正しい位置に整えることを最優先としています。これにより、治りが早くなり、痛みが取れた後に残る硬さも軽減されます。

内部の原因へのアプローチ

野球肘の原因は、肘の関節自体の問題だけでなく、手首や肩や背中、腰など他の部位の問題が影響していることが多いです。さくがわ接骨院では、体全体のバランスを整えることを重視し、根本的な原因を探りながら施術を行います。具体的な施術方法としては、以下のようなものがあります:

  • 関節調整: 損傷した関節を正しい位置に整える
  • 筋肉リリース: 関節周囲の筋肉の緊張を緩和する
  • 体全体のバランス調整: 手首、肩や背中、腰など全身のバランスを整える

これらは、根本治療コースを望まれる方に行いますが、ここまでのアプローチでなく、痛めた部位のみの施術を行う健康保険使用のアプローチも可能です。

実際の症例

ここでは、さくがわ接骨院での野球肘の施術を受けた患者さんの実際の症例をご紹介します。

症例の詳細

  • 患者: 15歳 男性(野球部所属)
  • 症状: 投球時の肘の痛み、腫れ
  • 来院時の状態: 肘の内側に強い痛みがあり、投球が困難な状態

初回の施術

初回の施術では、損傷した肘関節と手首の関節を正しい位置に整えることを行いました。この方へのアプローチは局所的施術となります。その後に電気治療で修復の手助けを行いました。

施術後、患者さんは痛みが軽減されました。その後も定期的に通院し、症状の再発防止のためのケアを継続しています。投球フォームの指導や、筋力トレーニングのアドバイスも行い、再発防止に努めています。

野球肘の原因と予防

野球肘の原因は、投球動作の繰り返しによる肘への負担ですが、以下の予防策が有効です

  • 正しいフォームでの投球: 投球フォームの見直しと改善が重要です。
  • 適切なストレッチとウォームアップ: 投球前のストレッチとウォームアップを徹底することで、肘への負担を軽減します。
  • 投球数の管理: 投球数の管理を行い、過度な負担を避けることが必要です。

今回は、たまたま野球部の例を挙げましたが、主婦さんなどの痛みにも肘の内側に痛みがでている場合も繰り返し動作による手首の使い過ぎが多いので、前腕のストレッチや手首の動きの改善を目指した予防対策が必要です。

野球肘の治療の流れ

初診: 患者さんの症状や状態を詳しくお聞きし、必要な検査を行います。

施術計画の立案: 個別の施術計画を作成し、患者さんにわかりやすく説明します。

施術: 損傷した関節の調整を中心に、筋肉リリースや全身のバランス調整を行います。

経過観察とフォローアップ: 定期的に通院し、症状の経過を観察しながら施術内容を調整します。

まとめ

野球肘は日常生活をおくる上で厄介な症状ですが、さくがわ接骨院では根本的な原因にアプローチし、早期の回復を目指しています。損傷した関節を正しい位置に整えることで、痛みの軽減と機能回復を図ります。もし野球肘でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度さくがわ接骨院にご相談ください。お待ちしております。