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「寝違え」とは、日本語での特有の表現で、医学的な言葉ではありません。寝ている間に首や肩などの体の部位を不自然なポジションで圧迫したり、筋肉を痛めたりすることを指します。

寝違えの原因とは?|首が痛くなる意外な理由も解説

朝起きた瞬間、「首が回らない」「首の後ろがズキズキする」…そんな経験ありませんか?
寝違えは、医学的には「急性の首まわりの筋肉・関節の炎症」で、突然首が動かなくなる・痛みが出る症状を指します。

「寝違えた時」は、以下のような原因が複雑に絡み合って痛みを引き起こしていることが多いです。

  1. 不自然な寝姿勢・枕の問題:寝ている間に首や肩が不自然な角度になってしまうと、筋肉や関節に過度な負担がかかり、寝違えを引き起こすことがあります。
    特に、枕の高さや硬さが合っていないと首の自然なカーブが保てず、筋肉や関節の動きが制限されてしまいます。
    また、睡眠中に無意識で急に首を動かしてしまった場合も、関節や筋肉にストレスがかかり、痛みにつながることがあります。
  2. 首や肩まわりの筋肉の緊張(ストレス・疲労):ストレスや疲れが溜まっていると、首や肩の筋肉が硬く緊張したまま寝てしまうことがあります。
    このような状態では、筋肉の柔軟性が失われ、寝ている間に小さな動きでも筋肉が損傷しやすくなります。
    つまり、「寝違えの原因はストレスや疲れだった」というケースも非常に多いのです。
  3. 血行不良・筋肉の酸素不足:長時間、同じ姿勢で眠っていると、首や肩の筋肉の血行が悪くなり、酸素や栄養が届きにくくなることがあります。
    その結果、筋肉にコリや張りが生じ、朝起きた時に首の後ろが痛い、重い、動かしにくいという症状につながることがあります。
  4. 関節の圧迫や歪み:睡眠中に無理な寝返りをしたり、重い頭の重さが首に集中してしまったりすると、首の関節(頸椎)に歪みや圧迫が生じます。
    この小さなズレや炎症が、「寝違え 首が回らない」「寝違え 首が痛い」といった症状の直接的な原因になります。

これらの要素が複合的に作用することで、寝違えの症状が現れる場合があります。個人の生活習慣や姿勢、ストレスの度合いなども、寝違えのリスクに影響を与える要素として考えられます。

寝違えの症状は、首や肩の痛みやこり、首の可動域の制限、頭痛、しびれ、筋肉の張りなどが一般的です。痛みの程度は軽度から激痛までさまざまであり、症状が出る場所や範囲も個人によって異なります。

寝違えは通常、数日から数週間で自然に治癒することが多いです。一般的な治療法としては、安静にして温めたり冷やしたりする、ストレッチや軽い運動を行う、痛みや炎症を緩和するための痛み止めや抗炎症薬の使用などがあります。

寝違えた時の正しい対処法とNG行動

寝違えた直後は、自己流の対処で悪化するリスクもあります。

正しい対処法

  • 安静にする(無理に動かさない)
  • 痛みが強い初期は冷やす(アイシング)
  • 痛みが落ち着いたら温める(湿布や入浴)
  • 市販の鎮痛薬(例:ロキソニン)で一時的な痛みを抑える

避けるべき行動

  • 自分で強くマッサージやストレッチをする
  • 首をグリグリ回す
  • 無理に運動する・日常動作で我慢して動く

多くの方が「寝違えた首に湿布を貼る」という対処をしますが、冷湿布と温湿布の使い分けが非常に重要です。痛みのピーク時には冷やし、炎症が引いたら温めましょう。

寝違えの予防法|もう繰り返さないために

寝違えを予防するためのいくつかの方法を示します。

  1. 適切な枕と寝姿勢の確保:適切な高さと硬さの枕を使用し、自分に合った枕を見つけることが重要です。また、寝るときに首や肩を無理な角度で曲げないように注意しましょう。背中をできるだけ直立させ、自然な姿勢を保つことが大切です。
  2. 筋肉の緊張緩和:日常的なストレッチや筋力トレーニング、ヨガ、ピラティスなどの活動を取り入れることで、首や肩の筋肉の緊張を緩和することができます。また、ストレスの軽減やリラックス法の実践も緊張を和らげるのに役立ちます。
  3. 適度な運動と体のケア:適度な運動や体のケアを行うことで、筋肉や関節の柔軟性を維持することができます。定期的なストレッチや軽いエクササイズ、マッサージなどを取り入れて、体を健康な状態に保ちましょう。
  4. 寝る前のリラックス:寝る前にリラックスする習慣を作ることが重要です。入浴やストレッチ、瞑想、良い睡眠環境の整備など、寝る前の準備をしっかり行い、身体と心をリラックスさせましょう。
  5. 適度な枕やマットレスの使用:寝具の選択も重要です。自分に合った枕やマットレスを使用し、体圧分散や適切なサポートを受けられるようにしましょう。

これらの予防方法を実践することで、寝違えのリスクを軽減することができます。また、日常的な姿勢や体のケアにも注意を払い、健康な生活習慣を続けることも大切です。

寝違えの治し方|さくがわ接骨院の専門的アプローチ

寝違えのときの首の痛みには、適切な施術を行う必要があります。

さくがわ接骨院では、どのような症状であっても、必ず正常な位置から悪い位置に変化してしまっていると考え、それを元の位置に近づけて安定化を図ります。

具体的には、首の関節(頸椎)の運動をみて、動きの悪い関節をみつけると、そこを良い位置に戻します。この時にはオステオパシーのマッスルエナジーテクニックやインダイレクトテクニックなどを用いて無理のない方法で行います。

首周辺の筋肉に対しては、緊張して硬くなって動かなくなっているケースがあり、その緊張をとってあげる施術を行います。具体的には、胸鎖乳突筋や僧帽筋、斜角筋に対して、オステオパシーのストレインカウンターストレインテクニックや筋膜リリーステクニックを用いて無理なく行います。

炎症気に筋肉が硬いからといって、もみほぐしてしまう事は、逆効果になってしまうので、避けなければいけません。ご自身で痛みの緩和の為にストレッチをして、逆に痛くなるケースが多い為、まずは専門的視点で施術をしていく事をオススメします。

寝違えによる首の痛みでお困りの方は我慢せずに、宜野湾市のさくがわ接骨院へお気軽にご相談下さい。