日常生活を送っていても、どんなに注意していても、交通事故は避けられないリスクの一つです。自分が気を付けていても、相手の不注意で追突されたり、事故が起きた場所にいたために巻き込まれることもあります。どんな状況でも、車内の人にかかる力は身体に長期的な痛みをもたらす可能性があります。事故直後は痛みを感じなくても、後から痛みが出ることもあります。そこで、事故後に適切な処置を受ける方法をお伝えします。
交通事故直後の行動
意外と知られていないことですが、相手がある事故で自分に非がある場合でも(例えば、8対2など)、自賠責保険で治療を受けることができます。しかし、実際に接骨院などで治療を求める人の多くは、過失割合の少ない被害者側の方です。被害者は事故に巻き込まれたことへの意識があり、一方、加害者は自分の過失によって起こした事故なのに保険を利用して治療を受けることが申し訳ないと感じることがあるのでしょうか。しかし、どちらも同じ人間です。車が衝突した衝撃が身体に影響を与えるため、どちらの立場でも適切な処置を受けることが重要です。
交通事故の身体への影響
交通事故の状況にもよりますが、例えば追突されてムチウチになった場合、一番多いのが翌日の首の痛みです。人によっては片方の腕にシビレが出たり、背中や腰も痛みが出たりします。数日後に気持ちが落ち着いたときに感じる違和感も体の訴えです。
初期症状が軽いために放置し、2週間ほど経ってから通院したいと感じたため、病院を受診しようとした際に保険会社から支払いが断られたというケースもあります。最初の段階で痛みが軽くても、早めに整形外科や病院で診断だけでも受けておく方が良いでしょう。
ムチウチに対する施術
交通事故において最も多い痛みは、前述したようにムチウチ損傷による首の痛みです。多くの整骨院や整形外科のリハビリでは、首に対して電気治療や牽引という首を引っ張る機械を用いて施術しています。当院でも、同様の機械でのアプローチも行っていますが、最も大切に考えているのは「手」による施術です。
衝撃を受けた体は、すごい力で圧迫や捻りが加わっていて通常の組織の位置やメカニズムが変化しています。これを元の良い位置や機能に戻していくのが、徒手療法のメリットです。
さくがわ接骨院では、損傷部位に加えて、関連部位や体の繋がりからアプローチして早い回復を促すことが出来ます。
交通事故に遭ってしまったら、まずは当院へご連絡下さい。