ギックリ腰とは、急に腰に強い痛みが生じる症状のことを指します。正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、主に筋肉や筋膜の炎症、椎間関節や仙腸関節の問題が原因とされています。しかし、実際にはもっと多くの要因が関与していることが多く、複雑な症状です。
一般的な施術法の弱点
多くの整骨院や整体、理学療法では、ギックリ腰の治療にマッサージや徒手療法を用います。これらの方法は、筋肉に原因があった場合は有効かもしれませんが、一般的に言われているように、筋・筋膜性の腰痛ばかりとは限りません。腰椎の椎間関節や仙腸関節、さらには恥骨結合や大腰筋、腎筋膜など、見逃されがちな部分にもアプローチする必要があります。ぎっくり腰で痛みが出てくるのは腰だから腰が悪い、炎症が起きているのは腰だと決めつけて施術するとなかなか痛みが引かない、または、一旦は痛くなくなったけど一か月後にまた危ない痛みが出てくるといった事が起こります。
一般的なマッサージをされて良くなったと感じた場合、本当に筋肉に問題があった場合か、または時間が解決した。それはもしかしたらマッサージをしていなくても良くなったと感じたものかもしれません。徒手療法の介入があって良くなったと言えるのは、炎症期が終わって痛みがなくなったということではなく、動きの悪くなってしまった関節や筋膜が動きを取り戻したときだと思います。
さくがわ接骨院のアプローチ
当院では、他の整骨院や整体では見逃されがちな部位にも着目した、包括的な治療を行っています。ギックリ腰の本当の原因にアプローチすることで、再発を防ぎ、根本的な改善を目指しています。
実際の症例
患者: 30代女性
症状: 急性期のギックリ腰
来院時の状態: 強い痛みで歩行も制限され、日常生活に支障をきたしていました
初回の施術
急性期にすぐに処置を行い、一回の施術で痛みが半分以下に軽減されました。当院では以下の施術を行いました。
- 骨盤調整: 仙腸関節の可動域を改善し、痛みを緩和
- 筋肉リリース: 大腰筋や腎筋膜に対する手技療法で筋肉の緊張をリリース
初回の施術後、患者さんは痛みが大幅に軽減され、日常生活に戻ることができました。その後も定期的に通院していただき、再発防止のための後療を一か月ほど続けてもらい、ストレッチなども十分にできるようにしてから通院終了してもらいました。
まとめ
ギックリ腰は、多くの人が経験するつらい症状ですが、当院ではその本当の原因にアプローチし、根本的な改善を目指しています。もしギックリ腰でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度さくがわ接骨院にご相談ください。お待ちしております。
さくがわ接骨院の施術コースは、通常の整骨院で行われている「患部への施術」がAコース
身体のバランスを整えて、根本的に改善を目指す「根本治療の施術」がBコースとなっております。
今回の女性に対しては、急性症状なので、健康保険を使用したAコースで行いました。
お問い合わせ・沖縄県宜野湾市野嵩1-3-2シャトレAY103・098-892-1700さくがわ接骨院 院長 佐久川政廉