良く耳にする突き指とは、指を強く突いてしまうことによって関節や周囲の組織が損傷を受けることです。一般的には指の関節の捻挫や脱臼、靭帯損傷などが含まれます。スポーツや日常生活で発生しやすく、特に手を使う作業をする人々にとっては軽視出来ない厄介な症状です。ここでは主に、脱臼以外の突き指損傷についてお話します。
一般的な治療法の限界
多くの整形外科では、レントゲンを撮ったあとに骨折がなければ、突き指の治療としてシップを貼るなどの対症療法が行われます。この治療法は痛みを和らげることができるものの、悪くなった位置をそのままにしてしまうので、関節の硬さや機能低下が残ることがあります。
さくがわ接骨院のアプローチ
さくがわ接骨院では、突き指の治療において損傷した関節を正しい位置に整えることを最優先にしています。このアプローチにより、治りが早くなり、痛みが取れた後に残る硬さも軽減されます。突き指を軽視せず、適切な施術を行うことが重要です。
施術の具体例
ここでは、実際の症例を基にさくがわ接骨院でのアプローチをご紹介します。
症例の詳細
- 患者: 40代女性
- 症状: 突き指による指の関節痛
- 来院時の状態: 指の関節に痛みと腫れがあり、動きが制限されている
初回の施術
初回の施術では、損傷した関節を正しい位置に整えることを行いました。この施術により、関節の動きが改善され、痛みが半分以下に軽減されました。
- 関節調整: 損傷した関節を正しい位置に整える
- 電気治療: 関節周囲の炎症による痛みを緩和
- アイシング: 急性期の炎症を抑えるための冷却
施術後の経過
初回の施術後、患者さんは痛みが大幅に軽減され、指の動きがスムーズになりました。その後も一か月ほど通院していただき、再発防止のためのケアを継続しています。
他の治療法との違い
さくがわ接骨院のアプローチは、他の整骨院とは異なり、損傷した関節を正しい位置に整えることが当たり前のように出来ます。これにより、痛みの早期軽減と機能回復が期待できます。このような施術は、柔道整復師として整骨院を営んでいるうえでは、ごく普通のことなのですが、このような処置が出来ない整骨院が増えていて、問題だと感じています。これにより、痛みの早期軽減と機能回復が期待できます。
突き指の治療の流れ
初診: 患者さんの症状や状態を詳しくお聞きし、必要な検査を行います。
施術計画の説明: 個別の施術計画を作成し、患者さんにわかりやすく説明します。
施術: 損傷した関節を良い位置に戻し、電気治療やアイシングを行います。
経過観察とフォローアップ: 定期的に通院してもらい、症状の経過を観察しながら施術内容を調整します。良い位置に安定し、痛みが無くなってきたら、運動療法などにより、動きの改善を行います。動きが元通りになり、違和感を感じなくなったら施術終了です。
まとめ
突き指は軽視されがちな症状ですが、適切な施術を怠ると、後遺症が残ります。さくがわ接骨院では、損傷した関節を正しい位置に整えるアプローチにより、痛みの軽減と機能回復を目指しています。もし突き指でお悩みの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度さくがわ接骨院にご相談ください。お待ちしております。