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片頭痛とは、頭にズキズキと脈打つような痛みが起こる症状です。片頭痛という病名は、頭の片側に痛みが起こることから名付けられましたが、実際には頭の両側が痛むこともあります。頭痛のいくつかの分類のうちの一つで、緊張型頭痛と比較されることがあります。

片頭痛の症状は

  1. 生活に支障がでるほどの頭痛:片頭痛の最も特徴的な症状は、強い頭痛です。これは通常、一側(片頭痛の名前の由来)の頭部に局在する鋭い、鈍い、激しい痛みを伴います。通常、日常の活動を妨げるほどの痛みがあります。
  2. 光過敏症:片頭痛の患者は、光に対して敏感になることがあります。明るい光を見ることで痛みが増すことがあります。
  3. 音過敏症:音に対する過敏症状も一般的です。騒音や鋭い音が頭痛を悪化させることがあります。
  4. 悪心と嘔吐:片頭痛発作中に悪心や嘔吐が起こることがあります。この症状は頭痛と一緒に現れ、患者の苦痛を増大させます。
  5. 前兆症状:一部の片頭痛患者は、頭痛が始まる前に前兆と呼ばれる症状を経験します。前兆症状には視界にキラキラ、チカチカとした光が広がる「閃輝暗点」が起こり、数分から一時間ほど続いた後に頭痛が出現します。
  6. 拍動するような痛み:ズキンズキンと脈打つような拍動性の痛みが生じるのも、片頭痛の特徴です。

片頭痛の原因は複雑で、遺伝的、神経学的、環境的な要因が影響を与えると考えられています。片頭痛の発作は数時間から数日にわたることがあり、患者の日常生活に影響を及ぼすことがあります。

片頭痛の原因は

片頭痛がなぜ起こるのか、メカニズムは完全には解明されていませんが、複数の誘因が引き金となって三叉神経が刺激され、痛みを引き起こす物質が分泌されることで、炎症や血管の拡張が生じて頭痛が起こるとされています。

  1. 遺伝的要因:遺伝的要因は片頭痛の発症に影響を与えると考えられており、片頭痛を持つ家族の中で、片頭痛がより一般的に見られることがあります。特定の遺伝子が片頭痛のリスクを高める可能性があると研究が進行しています。
  2. 神経学的要因:片頭痛は神経系の過敏感に関連していると考えられています。脳の神経細胞や血管に関する異常が片頭痛の発作を引き起こすことがあります。また、神経伝達物質であるセロトニンの異常が片頭痛に関連している可能性もあります。
  3. トリガー要因:片頭痛の発作は特定のトリガーによって引き起こされることがあります。これにはストレス、特定の食品(チーズ、チョコレート、アルコールなど)、不規則な食事や睡眠、気象変化、ホルモン変化などが含まれます。トリガーは個人によって異なります。
  4. 血管の変化:片頭痛の発作時には、一部の血管が収縮と拡張を繰り返すことが関与していると考えられています。この血管の変化が頭痛や他の症状を引き起こす可能性があります。
  5. ホルモン変化:特に女性において、ホルモンの変化が片頭痛のトリガーとなることがあります。月経周期や妊娠、更年期などのホルモン変化が片頭痛を誘発することが報告されています。

片頭痛が出た時の対処法

  1. 静かな場所で休息する:明るい場所や騒音の少ない場所で休息を取りましょう。静かで落ち着いた環境は片頭痛の痛みを軽減するのに役立ちます。
  2. 暗い部屋で過ごす:頭痛がひどい場合、暗い部屋で過ごすことが痛みの緩和に寄与します。窓を閉めて外部の明かりを遮断しましょう。
  3. 適切な薬を使用する:医師が処方した鎮痛剤や片頭痛特有の薬を使用しましょう。これらの薬は早期に服用することが効果的です。自己判断で薬を使う前に、医師に相談しましょう。
  4. 水分摂取:片頭痛の発作中は脱水を避けるために水分を摂りましょう。特に、吐き気や嘔吐がある場合は水分補給が重要です。
  5. 冷却パックや温熱療法:頭痛の箇所に冷却パックを当てることが痛みを和らげることがあります。また、一部の人には温熱療法が効果的なこともあります。
  6. 適度な睡眠:片頭痛の発作後、適切な休息と睡眠を確保しましょう。十分な睡眠は回復に役立つことがあります。

片頭痛は個人差があるため、対処法も人それぞれ異なることがあります。自身の症状や体験に合わせて、最適な対処方法を見つけるのが重要です。

オステオパシーの施術法

オステオパシーの施術コンセプトは対症療法ではなく、身体全体のバランス調整と機能向上です。一般的な整体や施術は肩周囲の筋肉から頭痛がくると考えることが多いですが、オステオパシーの施術では、首や肩だけでなく、内臓や下半身に至るまで患者さんによって行う部位がことなります。内臓は自律神経系の調整や内圧のコントロールに影響を与え、下半身や背骨骨盤は重心、自律神経系の問題解消には必要不可欠です。

全体論で体をみていても、やはり片頭痛持ちの方で多い治療ポイントは、頭蓋骨です。頭蓋骨の調整はオステオパシーの象徴的なテクニックであり、最も難しいとされている方法でもあります。ここにアクセスして、頭蓋骨の動きや位置を改善すると、何年も頭痛で悩んでいた方が、頭痛の頻度が極端に減ったり、思っていた目標よりもだいぶ改善したと反応してくれます。

頭蓋仙骨療法はアメリカのオステオパシードクター、ダン・ウィリアム先生から直接指導されました。

一般医学でのアプローチ(薬を長く飲んでいる)でなかなか改善しない方は、一度、さくがわ接骨院へご相談下さい。